接骨院で捻挫や打撲改善のための施術を受ける場合や医師の同意を経て骨折や脱臼の治療を受ける場合には健康保険の適用が受けられます。
接骨院は、病院やクリニックなどの医療機関とは異なる施術所のため、窓口で保険証を提示すれば自己負担分だけの支払いで済むのではなく、一定の手続きが必要です。
本来は、患者さんが接骨院の窓口で全額負担をしたうえで、各自が加入している健康保険に自己負担分を控除した残額の払い戻しを受ける手続きが必要になります。
ですが、この方法は患者さんの負担が大きいため、受療委任払い制度が採られています。
患者さんが自己負担分のみを接骨院に支払い、接骨院が残額を患者さんに代わって審査支払機関に対してレセプト請求をするという方法です。
レセプトには診療内容などが書かれています。
レセプト請求に先立ち、患者さんには柔道整復施術療養費支給申請書にて、負傷名や通院回数などを確認していただき、同意をもらうことが必要です。
