テーピングというと、バレーボールといった球技などのスポーツでケガ予防や筋肉のサポートなどのために巻くイメージがあるかもしれません。
ですが、接骨院では治療のために用います。
テーピングによる治療は、柔道整復師の腕の見せ所です。
巻き方や巻き加減に差が出るので、回復スピードにも違いが出ます。
接骨院では主に2種類のテープを使い分けしています。
非伸縮性のテープは、急性期の捻挫やスポーツ中のケガなど、しっかりと固定したい時に用いるものです。
伸縮性があるテープは、筋肉に沿って貼ることで、筋肉への負担を軽減することができます。
たとえば、腰痛や肩こり、神経痛の痛みなどを改善することや外反母趾の痛みを抑えるためにも役立ちます。
テーピングによる適度な圧迫により、血流やリンパの流れを促し、筋肉を正常な状態へと回復させることが可能です。